メロコア創生期のバンドと名曲10選
日本ではハイスタンダードの活躍によって今やその存在は一般的にも周知される存在となったメロコア(メロディック・ハードコア)ですが、その誕生はやはり先駆者達がアンダーグラウンドから積み上げてきた歴史があります。
その長い歴史をすべて語り尽くすには多過ぎる名曲の存在がありますが、その名曲の中から一部ご紹介したいと思います。
ページ下部にすべての曲をまとめたプレイリストもあります。
Bad Religion- American Jesus
言わずと知れたメロコアの生みの親。中でもこの楽曲はバンドを代表するシンボリックな一曲。
NOFX- Leave It Alone
バッドレリジョンのようなシリアスさも残しつつ、明るく聴きやすいメロディーラインを取り入れた先駆け。現在のメロコアに「おふざけ」のイメージがあるのはこのバンド発祥と言ってもいいでしょう。
blink-182 – M+M’s
ポップで明るくてふざける、という現在のメロコア、ポップパンクの源泉を生み出したのが同バンドですね。
Green Day – Basket Case
ご存知メロコアというかポップパンクをメインストリームまで押し上げた立役者。メロディの質の高さはデビュー当初より突き抜けていますね。
The Offspring – All I Want
Green Dayと同じく全世界でスマッシュヒットし、メインストリームに駆け上がったバンド。音楽性はGeen Dayとは異なり、ハードロックをベースにした楽曲。
No Use For a Name – Soulmate
メロコアといえばライブでモッシュアンドダイブが定番ですが、歌メロを強調し、多くの人たちが一緒に歌う、というほどメロコアのメロディアスな側面を打ち出したバンド。
Millencolin- Story Of My Life
スウェーデンのメロコアバンド。アメリカのサウンドとは少し印象が異なり、独特な個性があります。メロディアスなメロディーとツインギターのグルーブ。
face to face – Debt
スピード感溢れる楽曲に耳心地の良い、キャッチーなメロディーと安定感のある高い歌唱力が特徴。
Pennywise – Dying To Know
メロコアのハードコア要素を強調した力強いボーカルとエッジーなギターが特徴。
Rancid – Ruby Soho
メロコアという分類では少し番外的になるかもしれませんが、メロコアとパンクを同意として捉えるなら、このバンドを外すことはできないでしょう。パンクスタイルを確立し、突き通すバンド。
YouTubeプレイリスト
Spotifyプレイリスト
Part2もあります!
あとがき
メロコア創世記のバンドと楽曲を挙げてみました。
ここに挙げたバンドは同じ「パンク・メロコア」というカテゴリーですが、音楽的にはまったく違うアプローチで面白いですよね。
どの曲も今聴いてもすばらしい楽曲たちです。