True North / Bad Religion

これこそメロコアの本流。メロディアスで重厚な逸曲

Bad Religionと言えばメロコアの生みの親として、今もなお精力的に活動するパンク界の重鎮バンド。
結成は1980年という驚異的なキャリアの長さです。

本楽曲はなんと16作目のアルバム「True North」（本楽曲と同名）に収録された楽曲。
16作目とは筆者は他に聞いたことがありません。

同バンドの初期から中期の作品にはバンドを代表する代表曲などがありますが、本楽曲は2013年にリリースされた音源です。

筆者は古い音源ももちろん好きなのですが、新しい音源には違った良さがあり大好きです。
良い音で収録されていることによってBad Religionの特徴である、ボーカルのグレッグのハスキーな太く渋い声、多重の美しいコーラスワーク、エッジの効いたギターフレーズがしっかりと表現されていて、聴き応えがあります。

そして本楽曲のミュージックビデオもかっこいい。
若者がオールドスクールなパンクファッションに身を包み、レコードでBad Religionを聴く。
それがクリアで高画質な映像によって表現されることによって、単なるオールディーズではなく、現代的なクールさがあります。