Nightmare / Halsey
すさまじいロックの衝動が詰まったエレクトリックサウンド
Halseyと書いて「ホールジー」と読みます。
筆者はそれすら知らないレベルの認知度でしたが、この曲にはやられてしまいました。
アメリカのシンガーソングライター。
筆者のようなロック大好き人間の発想だと、どれだけ「重く」、どれだけ「暗く」、どれだけ「激しく」、という評価基準がロックを感じるポイントになりがちですが、この楽曲のラジオなどで流れてくる印象としては、重さもなければ、激しさもない、哀愁あるポップソングのように感じていましたが、無知というのは罪ですね。
ミュージックビデオのアート性、攻撃性がすさまじく、衝撃を受けずにはいられませんでした。
さらに歌詞もまた衝撃です。
筆者のように英語がわからない方でも、ぜひ和訳をチェックしてみてください。
歌の中でここまで率直に自己表現をすることは、日本人という環境に育った筆者には全く無い発想です。
歌詞によって勉強以外の思想を学ぶことは大きいと思っていますが、こういう歌詞の楽曲が第一線に出てくる世界が羨ましく感じます。
きれいな歌ももちろん良いですが、こういう主張する歌が日本の第一線に出てくると良いですね。
2019年5月17日発売シングル「Nightmare」収録。