My Sacrifice / Creed
アメリカン・ロックの一つの終着点
男らしい太く力強い声、重厚な分厚いギターサウンド、耳心地の良い哀愁メロディー。派手ではないが力強く確実にポイントを抑えてくるドラムビート。
アメリカン・ロックとしての一つの「答え」のような本楽曲。
筆者がこの楽曲をはじめて聴いた時、まず衝撃を受けたのはギターでした。
ギターのマーク・トレモンティが奏でるギターフレーズは、メタルのような硬質なリフとも違う、かと言ってパンクのようなシンプルなコードでもない。ソロフレーズだけ飛び出てくるというわけでもない。
楽曲のはじめから最後までボーカルと並ぶかのように主張してくるインパクト。
分厚く主張してくるギターに対して、ボーカル・スコット・スタップの太く芯のある歌声は負けることなく哀愁ある世界を歌い上げています。
各メンバーの異なる才能が楽曲の総合値を極限まで高めた楽曲です。
2001年11月リリースのアルバム「Weathered」収録曲。
この楽曲はApple Musicで聴くことができます。