Maybe Tomorrow / Stereophonics
ハスキーボイスが心地よい、大人のロックバラード
筆者がはじめてStereophonicsの曲を聴いたのがこの曲でした。
その時のボーカルのケリー・ジョーンズの声への衝撃は凄まじかった。
これが「ロックンロールボイスか」と思わずにはいられない魅力的な声。CDよりもレコード。ハイレゾというよりもラジオの音。ギターで言うとメサブギーではなく、マーシャルのような温かい歪み。
楽器や機材の場合は物があれば音色を再現できるかもしれませんが、この「声」は真似できない素晴らしい個性です。
その「声」の魅力を最大限に詰め込んだ本楽曲。バラードなのでしっとりとした曲調なのに、ロックンロールボイスがそれを一辺倒のバラードではなく、ロックさ、ポップさを織り交ぜた名曲へと昇華させています。
この楽曲はApple Musicで聴くことができます。