Good Problem to Have / Lit
大人の渋さと風格を感じさせるカントリーロックサウンド
2018年3月リリースのシングル「Good Problem to Have」。
Litと言えば、ロックンロールをベースにしたキャッチーなメロディーと程よく歪んだヘビーなギターが特徴のモダンなロックバンドというイメージですが、この楽曲はよりメロディーとカントリー調の雰囲気を重視した大人な1曲に仕上がっています。
筆者の印象では海外のバンドはキャリアと歳を重ねるにつれて、それまでのバンドの印象とは異なる渋い方向性の楽曲になってくるように感じます。
やはり歳が変わると環境も変わり、感じる感性も変わってくると思うので、とても自然で共感が持てます。
ただ筆者の要望としては、このあたりのバンドはまったく新作をリリースしてくれないので、ファンとしてはシングルだけではなく、早く新しいアルバムを聴きたくなってしまいます。それだけレーベルよりもアーティストの主体性が通る、ということなのでしょうか。
しかしLitのボーカルのA. Jay Popoff はなんと男前なのでしょう。
ミュージックビデオのようにこんなクールでかっこいいバンドが街のカフェで演奏してたら、黙ってても人気でそうですね。
こんなおじさんになりたいものです。
この楽曲はApple Musicで聴くことができます。