Kings and Queens / Thirty Seconds To Mars
映画のような素晴らしい映像美。それに負けない壮大な世界観を感じさせる楽曲。
この曲を生で聴くことができたなら、筆者はおそらく涙を流すでしょう。
なんでしょう、このセンス。静と動を織り交ぜ、奥底にある感情を呼び起こすような歌、アレンジ、すべてが完璧。
筆者がこの曲に出会ったとき、Thirty Seconds To Marsという存在を知りませんでした。
期待値の無いノーガードの状態でこの曲から受ける衝撃はとてつもなく大きな衝撃でした。
ベーシックなRockではなく、未来を感じさせるエレクトリックなサウンドをうまく組み込みつつ、Rockとしての重みも残る絶妙なバランス。
楽曲の素晴らしさもさることながら、映像のクオリティーはもはや短編映画を見ているようです。
筆者はこのビデオを好きになり過ぎて、自転車を買ってしまいました。
ストーリー、コスチューム、ロケーションが筆者の好き系過ぎて、非の打ち所がありません。
楽曲の良さが先なのか、映像の良さが先なのか、そんなことを考えたくなるようなすばらしいコラボレーションです。
アルバム「This Is War」からのミュージックビデオ。
この楽曲はApple Musicで聴くことができます。